おうちコラム

2023-09-08 14:54:00

住宅性能表示とは?評価対象の項目や等級についても解説します!

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「住宅性能表示における評価対象について知りたい」
「住宅性能表示の必須分野とは何だろうか」
このようにお考えの方はいらしゃいませんか。
安全な暮らしの実現のために、評価対象や必須条件について知っておきたいですよね。
そこで今回は、住宅性能表示で評価される項目と、その必須分野についてご紹介します。

□住宅性能表示における評価対象の分野とは?

最初に、住宅性能表示における評価対象の分野をご紹介します。

1つ目は、「構造の安定性」です。
これは、地震などの自然災害が発生した際に、どの程度の規模まで大きな損傷なく耐えられるのかを示したものです。
耐震性能に対する評価では、等級が3つ設けられており、数字が大きくなるほど耐震性が高くなることを把握しておきましょう。
他にも、大雪や強風に対する評価も設けられています。

2つ目は、「火災時の安全性」です。
例えば、住宅で火災が起きた際に、どの程度安全な場所まで避難がしやすいのかについて評価されています。
加えて、燃え広がりにくいか、近隣住宅へ炎が延焼しないかなども評価されていますよ。

3つ目は、「土台や柱に関する耐久性能」です。
これは、経年による土台や柱の劣化に対して、どのような対策がなされているのかを評価したもので、こちらも数字が大きい方が性能も高くなります。
この他にも、エネルギー消費量に関するものや建物の維持管理の容易さ、遮音性能など、住宅性能表示では10の分野が評価対象となっていますよ。

□必須分野と等級についてもご紹介!

前節では、住宅性能表示における評価対象の分野をいくつかご紹介しました。
実は住宅性能表示では「必須分野」と呼ばれるものが定められているのをご存じでしょうか。
ここからは、住宅性能表示における4つの必須分野をご紹介します。

まず1つ目は、「構造の安定性」です。
これは、耐震性能が3段階、耐風性能が2段階、耐積雪性能が2段階で評価されています。

2つ目は、「劣化の軽減」です。
前節でご紹介した「土台や柱に関する耐久性能」に該当しており、3つの劣化対策ランクが設けられていますよ。

3つ目は、「建物の維持や管理の容易さ」です。
この分野では、ガスや排水管の点検のしやすさや清掃の容易さなどが評価されてします。
こちらも等級が3つのランクに分けられているので確認しておきましょう。

最後に、「温熱環境」も必須分野の1つです。
こちらでは、一次エネルギーの消費量、そして断熱性などの機能性がそれぞれ4段階で評価されていますよ。

□まとめ

住宅性能表示における評価対象の分野について、ご理解頂けたでしょうか。
住宅性能は、二酸化炭素排出削減や災害対策など、国を挙げての政策と密接に関わっており、今後ますます注目される可能性が高いです。
また、住宅がどの程度安全なのかも知れるため、住宅購入の際には意識しておくことをおすすめします。

2023-09-03 14:57:00

住宅購入をお考えの方へ!建売住宅と自由設計の違いについて解説します!

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「建売住宅と自由設計の違いは何だろうか」
このような疑問をお持ちの方は、いらっしゃいませんか。
何が違うのか、どういったものなのかと困ってしまっている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、建売住宅と自由設計について、それぞれの特徴や注文住宅との違いについてご紹介します。

□建売住宅についてご紹介!

皆さんは、「建売住宅」とは「注文住宅」と何が違うのかご存知でしょうか。
ここでは、建売住宅について、その特徴や注文住宅との違いを踏まえながらご紹介します。

まず、建売住宅の定義は、「新築の分譲住宅と土地がセットになって売られている」ものを指します。
建売住宅では、建物が完成してから販売されるものと、建物を建設中に販売される2つのケースが見られるでしょう。

建売住宅は、ある程度広大な土地を区分けし、同じような造りの住宅が建設されます。
規模は小さいものから街全体を対象とした大規模なものまでさまざまありますよ。
規模の大きい分譲住宅地では、街並みそのものが統一されます。

また、建売住宅では仕様の同じ住宅を建てるため、建設中の住宅でもモデルルームなどから完成後のイメージを把握することができるでしょう。
ただし、注文住宅と比較すると設計に関する自由度が低いです。
購入者自身の希望を反映しきれないといった一面もあるので注意しましょう。

□自由設計とはどのようなものなのか?

先ほどは、「建売住宅」についてご紹介しました。
「建売住宅」についてのイメージは湧いたでしょうか。
ここからは「自由設計」についてご紹介するので、「建売住宅」との違いについて一緒に確認していきましょう。

「自由設計」とは、決められた予算やプランの中で、住宅の間取りを変更できるものを指します。
ただし、あくまで建設会社が自社のコンセプトに沿いながら、間取りだけ購入者が事前に決められる建売住宅を自由設計として売り出しているものです。

建売住宅はすでに建築が完了しているもの、自由設計は建築前に間取りを選べる建売住宅を指しています。
自由設計には間取りを選べるだけでなく、比較的短期である、品質の高い住宅を実現できるといった利点もありますよ。
自由設計であれば、すでに決まった土地で間取りを選べる仕組みなので、スムーズに建築まで進めることが可能であるとといえるでしょう。

□まとめ

今回は、建売住宅と自由設計についてそれぞれの意味や特徴をご紹介しました。
どのような住宅にも、それぞれの魅力があるため、まずはご自身の希望をしっかりと把握した上での住宅選びをおすすめします。
マイホームの購入をご検討中の方は、ぜひ当社までご連絡ください。

2023-08-29 15:02:00

住宅の省エネルギー基準とは?使用基準についても詳しくご説明します!

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住宅や建築におけるエネルギー消費量は社会全体を見てもかなり多いです。
さらに、増加が著しいため省エネ化が注目されています。
近年では一次エネルギーの消費量や外皮性能に関して、建築物全体で新たに基準が設けられました。
今回は、省エネ化の一環として公布された「省エネルギー基準」についてご紹介します。

□省エネルギー基準とは一体何なのか?

皆さんは、2015年に建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律が新たに公布されたことをご存知でしょうか。
これは、新たに「基準適合認定・表示制度」といった措置が加わったものです。
住宅等の建物に関する省エネルギー性能では、「外皮の熱性能」と「一次エネルギー消費量」の2つを基準として評価されているので覚えておきましょう。
ここから、それぞれの評価基準についてさらに詳しくご説明します。

*外皮の熱性能

外皮の熱性能における評価項目では、断熱性に対する評価と、日射遮蔽性能の評価の2種類が存在します。
これらどちらも「外皮部分の総面積」を表すものとなっています。

*一次エネルギーの消費量

次に、一次エネルギーの消費量における評価についてご紹介します。
対象となる住宅において、設計時に算出された一次エネルギー消費量が、基準仕様によって算出された消費量よりも小さくなることが求められます。
この一次エネルギーとは、太陽光などの再生可能エネルギーや、照明等に利用されるエネルギーを意味するので覚えておきましょう。

□仕様基準についてさらにご紹介!

前節で、外皮の熱性能と一次エネルギー消費量についてそれぞれ取り上げました。
ここからは、それらの仕様基準についてさらに詳しく解説します。

外皮の熱性能に関する評価では、壁や床などそれぞれの部分に関して、断熱材の熱抵抗基準値が設けられています。
基準値には、地域による区分も存在し、それによってもある程度数値が変化します。
それぞれで定められた基準値内に収める必要があるので注意しましょう。

一次エネルギーの消費量に関する評価では、「暖房設備及びその効率に関する基準」が設けられています。
こちらも、地域区分によって基準が異なります。
また、暖房方式や運転方式などの違いによっても、基準値が細分化されていますよ。

具体的には、住まい全体を暖房するものか、もしくは居室だけを暖房する設備なのかといった違いがなどが挙げられるでしょう。
加えて、連続した運転なのか否かといった区分もなされています。

□まとめ

今回は、近年交付された省エネルギー基準について、2つの評価基準をご紹介しました。
省エネ住宅では、環境問題解決の一助になります。
また、光熱費の削減や補助金の対象となる可能性もあり、居住者と環境の両方にメリットがあります。
住宅購入をご検討中の方は、ぜひ住宅の省エネルギー性能にも目を向けてみてください。

2023-08-24 08:50:00

動線のある暮らしへ!回遊性できる家の間取りについてご紹介します!

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近年、「回遊性のある間取り」が人気を博していることをご存知ですか。
回遊性のある間取りの住宅では、家の中を移動しやすいというメリットがあります。
一方で、本当に便利なのかと疑問に感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、回遊できる間取りの特徴や、その実例についてご紹介します。

□回遊できる間取りの特徴とは?

最初に、回遊できる間取りにはどのような特徴があるのかについてご紹介します。
回遊性のある間取りは「行き止まりがなく家中をスムーズに回れる」という特徴があるのをご存知でしょうか。
回遊性のある家の間取りでは、部屋から別の部屋へのアクセスがしやすいつくりになっています。
例えば、洗面台からすぐにキッチンへ行くことができたり、キッチンからホールまで一直線で行けたりします。

また、回遊できる間取りのメリットとして、短い動線で進行できるというものが挙げられるでしょう。
「動線」とは、居住者が家の中でどのように移動するのかを示した線のことを指します。
つまり、短い動線とは、部屋から目的地までの移動距離が短いということです。
回遊できる間取りでは、動線が短くなるため、どの部屋からでも目的の部屋まで進行しやすいというメリットがありますよ。

ただし、回遊できる間取りでは、収納棚を設置しづらいというデメリットも存在します。
その理由は、動線のためのスペースを設ける必要があるためです。
回遊性のある間取りづくりをする前に、まずはメリットとデメリットを把握しておきましょう。

□回遊性のある間取りについて実例をもとにご紹介!

ここからは、回遊性のある家の間取りについて、実例をもとにさらに詳しくご紹介します。

まずは、回遊性のある間取りとして、「キッチンに2方向からアクセスできる平家」を取り上げます。
この間取りでは、キッチンの奥側に位置するパントリーに2箇所からアクセスできますよ。
また、和室にはあえて壁を設置しないことで、家の中を動き回りやすい設計になっています。

次に、バルコニーを中心として2階部分を回遊しやすくした間取りをご紹介します。
2階の中心にバルコニーを設置し、それを囲むように部屋を設置すると良いでしょう。
そうすることで、移動しやすいだけでなくデザイン性も意識したつくりになっています。
バルコニーからは陽の光も差し込み、全ての部屋が明るくなるように設計されています。

□まとめ

今回は、回遊できる間取りの特徴やメリットとデメリットと、実例をもとにした回遊性のある間取りについてご紹介しました。
近年では、家事の効率を意識した回遊性のある間取りの実例も増えており、注目を集めています。
ただし、住宅購入の際には、実際に住むイメージを持ちながら慎重に間取り決めを行いましょう。

2023-08-19 09:03:00

ランドリールームにクローゼットは必要?間取りづくりにおける注意点もご紹介します!

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マイホームの購入をお考えの方で、ファミリークローゼットの設置を検討されている方はいらっしゃいませんか。
ファミリークローゼットの間取りを失敗するのは、避けておきたいですよね。
そこで今回は、ファミリークローゼットの利便性や、間取り決めにおける注意点についてご紹介します。

□ファミリークローゼットはなぜ必要?

最初に、ファミリークローゼットがなぜ必要なのかについて解説します。

*家事の効率化

まず、ファミリークローゼットには家事を効率化させるというメリットがあります。
従来の洗濯方法では、1階部分にある洗濯機で衣類を洗濯し、2階のバルコニーで干し、それぞれの部屋に収納するといった流れでした。
しかし、ファミリークローゼットがあれば、衣類の収納場所を1箇所に集約されるため、各部屋に衣類を持って行く必要がありません。

*掃除がしやすい

次に、家全体の掃除がしやすくなると言うメリットがあります。
ファミリークローゼットがあることで片付けが楽になるでしょう。
また、毎日の忙しい中で掃除にかかる労力が少なくなりますよ。

*生活スペースが広くなる

最後に、生活スペースが広くなるというメリットも挙げられます。
これまで通り各部屋にクローゼットを設けると、その分部屋を圧迫することになってしまいますよね。
家族共有のファミリークローゼットを活用することで、クローゼット設置分のスペースが空き、部屋を広く使えるようになりますよ。

□ファミリークローゼットを設置する場合は間取りづくりに注意!

ここまで、ファミリークローゼットを設置することの利点についてご紹介しました。
ここからは、ファミリークローゼットを設置する場合の間取りの注意点をご紹介します。

ファミリークローゼットは、普段の使用頻度が高い動線上に設置しましょう。
家族全員が使用することを意識して設置することをおすすめします。
ただし、リビングなどの来客のある空間からファミリークローゼットが見えないように考慮しなければいけません。

また、ファミリークローゼットには衣類だけでなく、お風呂場や洗面台で使用するタオルなども一緒に収納しましょう。
特に、水場で使用して濡れた衣類は、重さがあり家事の負担となりますよね。
ファミリークローゼットは、可能な限り水場に近い場所に設置することをおすすめします。

□まとめ

今回は、ファミリークローゼットの利便性や間取りを考える上での注意点についてご紹介しました。
ファミリークローゼットは、家事の効率を高めたり、部屋を広く使えたりするようにさまざまな魅力があります。
他にも、配置場所を工夫することで、さらに家事効率を高められるため、間取りはじっくりご検討くださいね。