おうちコラム

2023-11-15 09:24:00

新築住宅をお考えの方へ!住宅ローンの返せる額についてご紹介!

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新築住宅をお考えの方で、住宅ローンの借入額でお悩みの方は多いと思います。
何を判断基準に決めれば良いか分からない方もいるでしょう。
そこで今回は、住宅ローンに関して「借りられる額と返せる額」、「借入額を決める際のポイント」をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。

□住宅ローンで借りられる額と無理なく返せる額の目安

住宅ローンで借りられる額は額面年収で変わってきます。
ここでは、「額面年収が400万円である場合」を想定してみましょう。
この場合、借りられる上限額は3999万円となります。

一方で、額面年収が400万円の場合、手取り年収は313万円です。
そのため、無理なく返済できる額は1788万円ほどでしょう。

では、額面年収が600万円の場合はどうでしょうか。
同様に計算すると、手取り年収は459万円、借りられる額の上限は5999万円、無理なく返せる額は2622万円ほどです。

また、額面年収が800万円以上の場合では、借りられる額の上限は8000万円から変わりません。
ただし、手取り年収や無理なく返せる額はもちろん変わってきますので、注意しましょう。

□住宅ローンの借入額を決める3つのポイント

1つ目は、額面ではなく手取りで考えることです。
額面で借入額の上限は決まりますが、私たちが実際に使えるのは手取りの額です。
無理のない返済にするためにも、手取りで借入額を決めると安心です。

2つ目は、返せる範囲で借り入れることです。
手取りの年収を考慮するとともに、自分の返せる分だけ借り入れることが大切です。
たとえば子供がいる場合は、教育費や養育費がかかってくるでしょう。
そのため、借り入れる前に家計の支出面も分析してみると良いでしょう。

3つ目は、共働きの場合も一方の収入で借入額を決めることです。
共働きの場合は一方が働く場合よりも世帯年収は多くなります。
しかし、二人とも年収が維持できるかは分からない点、今後の支出が増加する可能性を考慮すると、一方の収入で返せる範囲での借り入れが無難です。

また、子育て世帯の場合、世帯の年収の減少が予想されます。
他にも病気の可能性も考慮すると、返せる範囲での借り入れるとともに、万が一の可能性にも備えると良いでしょう。

□まとめ

今回は、住宅ローンの返せる額をご紹介しました。
ローンは万が一の場合に備えて借りるようにしましょう。
その際の判断基準は「手取り年収」と「支出の分析」と「共働き世帯でも片方の年収で借入額を計算すること」です。
この記事が新築住宅をお考えの方の参考になれば幸いです。