おうちコラム
変動金利と固定金利の違いとは?それぞれの特徴をご紹介!
「変動金利と固定金利の違いを知りたい」
住宅ローンを借りる際にこのように悩まれる方は多いです。
これらの金利は、どちらか一方が良いと決められるものではありません。
そこで今回は、それぞれの金利タイプの特徴をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
□変動金利について解説
変動金利では、返済中に金利が変動します。
金利は低く設定されていることが多いのが特徴です。
金利の変動によって返済額も変動します。
返済額の変更は、5年ごとに行われます。
金利自体は半年ごとに見直されるため、金利変動の動向を見ることで返済額の変更に対応できます。
ここで、返済額は前回の125%以上にならないというルールがあります。
金利がどれだけ跳ね上がっても、125%以上の額を返済することにはならないということです。
例えば、140%の返済額になったとしても、現在の返済額の125%分を用意しておけばよいです。
ただし、15%分の返済額は次回の返済に繰り越されるだけなので、注意しましょう。
変動金利のメリットは「金利が低め」という点です。
一方で「金利上昇で返済が困難になる」というリスクも持ち合わせています。
総合すると、「返済額が少ない人」に向いていると言えます。
□固定金利のご紹介と変動金利との違いの解説
固定金利は、市場に関わらず金利が変わらないローンです。
そのため、返済計画が立てやすいという特徴があります。
一方で変動金利と比較すると、金利は高めに設定されているのが一般的です。
固定金利には「固定金利期間選択型」や「ミックス金利」もあります。
固定金利期間選択型では、返済開始から一定期間は固定金利、その後は変動金利というタイプのローンです。
ミックス金利は固定金利と変動金利を組み合わせたローンです。
固定金利は返済計画を立てやすいというメリットがやはり一番大きいです。
そのため、子育てといった費用が将来かかることが分かっている方にとって、固定金利は有効でしょう。
ただし、金利が高いことがネックだという方もいるでしょう。
そのような方は、ミックス金利や固定金利期間選択型を利用すると良いでしょう。
□まとめ
変動金利には、「金利が安い」という側面と「金利変動のリスク」という側面があります。
一方で固定金利は、「返済計画が立てやすい」という側面と「金利が高い」という側面があります。
このように、一概にどちらが良いかは分かりません。
そのため、自分たちに合った金利を都度選ぶ必要があります。