おうちコラム

2023-08-24 08:50:00

動線のある暮らしへ!回遊性できる家の間取りについてご紹介します!

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近年、「回遊性のある間取り」が人気を博していることをご存知ですか。
回遊性のある間取りの住宅では、家の中を移動しやすいというメリットがあります。
一方で、本当に便利なのかと疑問に感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、回遊できる間取りの特徴や、その実例についてご紹介します。

□回遊できる間取りの特徴とは?

最初に、回遊できる間取りにはどのような特徴があるのかについてご紹介します。
回遊性のある間取りは「行き止まりがなく家中をスムーズに回れる」という特徴があるのをご存知でしょうか。
回遊性のある家の間取りでは、部屋から別の部屋へのアクセスがしやすいつくりになっています。
例えば、洗面台からすぐにキッチンへ行くことができたり、キッチンからホールまで一直線で行けたりします。

また、回遊できる間取りのメリットとして、短い動線で進行できるというものが挙げられるでしょう。
「動線」とは、居住者が家の中でどのように移動するのかを示した線のことを指します。
つまり、短い動線とは、部屋から目的地までの移動距離が短いということです。
回遊できる間取りでは、動線が短くなるため、どの部屋からでも目的の部屋まで進行しやすいというメリットがありますよ。

ただし、回遊できる間取りでは、収納棚を設置しづらいというデメリットも存在します。
その理由は、動線のためのスペースを設ける必要があるためです。
回遊性のある間取りづくりをする前に、まずはメリットとデメリットを把握しておきましょう。

□回遊性のある間取りについて実例をもとにご紹介!

ここからは、回遊性のある家の間取りについて、実例をもとにさらに詳しくご紹介します。

まずは、回遊性のある間取りとして、「キッチンに2方向からアクセスできる平家」を取り上げます。
この間取りでは、キッチンの奥側に位置するパントリーに2箇所からアクセスできますよ。
また、和室にはあえて壁を設置しないことで、家の中を動き回りやすい設計になっています。

次に、バルコニーを中心として2階部分を回遊しやすくした間取りをご紹介します。
2階の中心にバルコニーを設置し、それを囲むように部屋を設置すると良いでしょう。
そうすることで、移動しやすいだけでなくデザイン性も意識したつくりになっています。
バルコニーからは陽の光も差し込み、全ての部屋が明るくなるように設計されています。

□まとめ

今回は、回遊できる間取りの特徴やメリットとデメリットと、実例をもとにした回遊性のある間取りについてご紹介しました。
近年では、家事の効率を意識した回遊性のある間取りの実例も増えており、注目を集めています。
ただし、住宅購入の際には、実際に住むイメージを持ちながら慎重に間取り決めを行いましょう。

2023-08-19 09:03:00

ランドリールームにクローゼットは必要?間取りづくりにおける注意点もご紹介します!

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マイホームの購入をお考えの方で、ファミリークローゼットの設置を検討されている方はいらっしゃいませんか。
ファミリークローゼットの間取りを失敗するのは、避けておきたいですよね。
そこで今回は、ファミリークローゼットの利便性や、間取り決めにおける注意点についてご紹介します。

□ファミリークローゼットはなぜ必要?

最初に、ファミリークローゼットがなぜ必要なのかについて解説します。

*家事の効率化

まず、ファミリークローゼットには家事を効率化させるというメリットがあります。
従来の洗濯方法では、1階部分にある洗濯機で衣類を洗濯し、2階のバルコニーで干し、それぞれの部屋に収納するといった流れでした。
しかし、ファミリークローゼットがあれば、衣類の収納場所を1箇所に集約されるため、各部屋に衣類を持って行く必要がありません。

*掃除がしやすい

次に、家全体の掃除がしやすくなると言うメリットがあります。
ファミリークローゼットがあることで片付けが楽になるでしょう。
また、毎日の忙しい中で掃除にかかる労力が少なくなりますよ。

*生活スペースが広くなる

最後に、生活スペースが広くなるというメリットも挙げられます。
これまで通り各部屋にクローゼットを設けると、その分部屋を圧迫することになってしまいますよね。
家族共有のファミリークローゼットを活用することで、クローゼット設置分のスペースが空き、部屋を広く使えるようになりますよ。

□ファミリークローゼットを設置する場合は間取りづくりに注意!

ここまで、ファミリークローゼットを設置することの利点についてご紹介しました。
ここからは、ファミリークローゼットを設置する場合の間取りの注意点をご紹介します。

ファミリークローゼットは、普段の使用頻度が高い動線上に設置しましょう。
家族全員が使用することを意識して設置することをおすすめします。
ただし、リビングなどの来客のある空間からファミリークローゼットが見えないように考慮しなければいけません。

また、ファミリークローゼットには衣類だけでなく、お風呂場や洗面台で使用するタオルなども一緒に収納しましょう。
特に、水場で使用して濡れた衣類は、重さがあり家事の負担となりますよね。
ファミリークローゼットは、可能な限り水場に近い場所に設置することをおすすめします。

□まとめ

今回は、ファミリークローゼットの利便性や間取りを考える上での注意点についてご紹介しました。
ファミリークローゼットは、家事の効率を高めたり、部屋を広く使えたりするようにさまざまな魅力があります。
他にも、配置場所を工夫することで、さらに家事効率を高められるため、間取りはじっくりご検討くださいね。

 

2023-08-14 09:06:00

ダイニングとキッチンは横並びにすべき?メリットやおすすめの間取りをご紹介!

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これから住宅の購入を検討中の方は、「機能性の良いキッチン」や「洗練されたデザインの住空間」など、様々なご希望をお持ちではないでしょうか。
近年では、キッチンとダイニングを一体化させた間取りが人気を集めています。
そこで今回は、キッチンとダイニングを横並びにするメリットと、その実例をご紹介します。

□キッチンとダイニングは横並びにすべき?

キッチンとダイニングを横並びにしたレイアウトには、どのようなメリットがあるのでしょうか。

*料理を運びやすい

1つ目のメリットは、料理をキッチンからダイニングテーブルまで運びやすい点です。
キッチンとダイニングの間に距離があると、料理の配膳しづらくなってしまいますよね。
これらを横並びにすることで、料理を運びやすくなります。
また、食べ終わった後の後片付けやキッチンがごちゃごちゃしてしまうのを防げますよ。

*子供が勉強場所として使用できる

2つ目のメリットは、子供の勉強スペースとしても活用できるという点です。
子供が小さい間は、できる限り勉強の様子を近くで見守りたいという方も多いのではないでしょうか。
リビングに勉強机を設置しなくても、ダイニングテーブルのみで十分代用可能です。

*ダイニングにいる子供を見守りやすい

3つ目のメリットは、ダイニングで遊んでいる子供を見守れるという点です。
実際、小さな子供がいるご家庭からは、子供はダイニングテーブルに座りながら遊ぶことが多いという声が挙がります。
このレイアウトであれば、料理をしながら子供の様子を確認できますよ。
子供にご飯を食べさせている間に、キッチンでの仕事もこなせるので、家事を効率よくこなせるでしょう。

□おすすめの間取りをご紹介!

ここからは、キッチンとダイニングを横並びにしたレイアウトでおすすめの間取りを2つご紹介します。

1つ目の事例は、キッチンとダイニングのデザインを統一する間取りです。
機能面だけを重視した間取りでは、配色やサイズなどのバランスが悪くなりがちですよね。
それぞれの色彩や椅子などの色を統一してみると、居心地の良い空間を演出できますよ。

2つ目の事例は、ダイニングテーブル兼キッチンカウンターを設置した間取りです。
このタイプは、家の構造や間取りの関係で横並びのレイアウトが難しいご家庭におすすめといえるでしょう。
家族の人数に合わせて対応できますよ。

さらにこの間取りは、全体的にすっきりとした印象を与えられるスタイルです。
家の中でも、まるでカフェにいるかのようなおしゃれな雰囲気を楽しめるでしょう。

□まとめ

今回は、キッチンとダイニングを横並びにしたレイアウトのメリットと、その実例をご紹介しました。
キッチンとダイニングをそれぞれ独立させると、空間を広く使える一方で、食事の配膳がしづらいといった一面もあります。
これから住宅の購入をお考えの方は、ぜひ家事動線を意識した間取りづくりをしてみてはいかがでしょうか。

2023-08-09 09:08:00

主婦目線を重視した間取りを実現するにはどうすれば良いのか?

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「家にいる時間の長い主婦のための間取りにしたい」
新築をお考えの方には、このような考えをお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、「主婦目線の間取りのために知っておきたい2つの動線」と、「主婦目線の間取りの具体例」をご紹介します。
間取りでお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。

□主婦目線の間取りにするために考慮したい2つの「動線」

主婦の方にとって生活しやすい間取りに欠かせないのが、「家事動線」と「収納動線」です。
動線とは人の動くパターンです。
移動経路とも捉えられます。

「家事動線」とは、家事をする際の移動経路のことです。
家事動線が良いと、スムーズに家事をできます。
逆に家事動線が複雑であったり長かったりすると、家事に手間取ることになってしまいます。

「収納動線」とは、物をしまうまでの移動経路のことです。
たとえば洗濯機から収納スペースまでの距離が長いと大変でしょう。

これらの動線を考慮することで、子育てもしやすくなります。
家事に時間がかからなくなるためです。
そのため、自分の生活パターンから動線を考えてみましょう。

□主婦目線の間取りの具体例を2つご紹介!

*独立した物干しスペース

自宅周囲の環境によっては、屋外に洗濯物を干せないこともあるでしょう。
たとえば道路にベランダが面している場合や、グラウンドや公園に近いため土埃が舞いやすい場合などが想定されます。

このような場合、屋内に物干しスペースがあると安心です。
「家事動線」や物干し動線」を考慮して取り入れると良いでしょう。

注意点として、都会などでは広いスペースを取れないこともあるでしょう。
その場合、和室を物干しスペースとしても使うといった工夫が必要になります。

*家事専用スペース

主婦の方は、家の中にいる時間が多くなります。
そのため、家事専用のスペースがあると大きな恩恵があるでしょう。

家事スペースでは、家事の他にもメイクや内職が行えるでしょう。
DIYをしてより過ごしやすくして見てもよいかもしれません。

導入する際は、以下の点に気を付けると良いでしょう。
・子供を見れる場所にする
・動線を意識する

□まとめ

今回は、「主婦目線の間取りにするために重要な家事動線と収納動線」とその具体例をご紹介しました。
子育てと家事を両立させることは大変です。
両立のためにも、「動線」を意識した間取りにすることが大切です。
まずは自分の家事の動きのパターンを分析してみると良いでしょう。

2023-08-04 09:14:00

建ぺい率とは?よく一緒に用いられる容積率についてもわかりやすく解説!

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「建ぺい率」と「容積率」という言葉を知っていますか。
聞いたことはあるという人でも、知らない方は多いでしょう。
これらは建築物の構造をある程度規定するため、知っておいて損はありません。
そこで今回は、それぞれの用語の解説と計算方法をご紹介していきます。
ぜひ参考にしてみてください。

□建ぺい率と容積率を解説

*建ぺい率とは?

建ぺい率とは、建築面積を敷地面積で割った割合です。
例えば、敷地の広さが200平米、建築面積が100平米のとき、建ぺい率は50%となります。

ここでの建築面積とは、目安としては建物を上から見たときの建築物の面積のことです。
外壁または柱の中心線で囲まれた部分の面積が建築面積となります。

実際に計算する際は、「上空から見たときに突出した部分」や「地階」に関する基準なども考慮します。
ですが大抵は、建築面積は上空から見た建物の面積と同じくらいの値になります。

*容積率とは?

容積率とは、延床面積を敷地面積で割ったものです。
延床面積とは、建物の各階の床面積の割合です。
つまり、「延床面積」か「建築面積」かの違いが、「容積率」と「建ぺい率」の違いと言えます。

容積率は、建物の空間的な規制です。
例えば、敷地面積200平米、建ぺい率50%、容積率100%と指定されているとしましょう。

この場合、建ぺい率の制限により各階の面積は100平米以内となります。
ここで、容積率は100%であるため、建物は各階100平米の2階建てのものを建てられます。
また、各階の面積を66平米とすれば、3階建てにもできます。

□建ぺい率と容積率の計算方法

建ぺい率と容積率は、用途地域ごとに決まっています。
そのため、広い土地では異なる用途地域が共存する可能性もあります。
このとき、ここでの広い土地全体に対して、「基準建ぺい率」や「基準容積率」が求められます。
「基準」とつくものは、用途地域の土地全体に対する面積の割合に、それぞれの用途地域の建ぺい率または容積率をかけたものを全て足し合わせると求められます。

また、容積率には面した道路の幅による制限がかかることもあります。
これらの判断は複雑であるため、プロに相談してみると良いでしょう。

□まとめ

今回は、「建ぺい率」と「容積率」について解説しました。
これらは順に、土地の建築物に対する「面積的な制限」と「空間的な制限」と言い換えられます。
住宅は土地ごとに指定されている用途によって、構造が決まってくるということを知っておきましょう。

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