おうちコラム
家を建てる予定の方は必見!頭金の相場をご紹介します!
家を建てる際に払う頭金ですが、だいたいどのくらいの額か知っていますか。
金額は土地の所有者かそうでないかによって違いますが、当然かなり大きな出費になるのは共通しています。
今回は、家を建てる場合の頭金の相場について紹介したいと思います。
□頭金はどのくらい必要なのか
2020年の調査によると、土地購入者の場合、頭金の相場は全国平均が440万円、三大都市圏の平均が480万円、その他の地域が398万円となっています。
一方で土地所有者の場合は全国平均が617万円、三大都市圏の平均が690万円、その他の地域が554万円となっています。
住宅購入費に対する頭金の割合を見ていくと、土地購入者は10パーセント前後なのに対して土地所有者は15~20パーセント前後となっています。
この違いは、土地購入者の平均年齢が土地所有者よりも若いということが関係しています。
実家の建て替えや二世帯住宅などによる親子共同借り入れの方が多いということが考えられます。
ただ、近年頭金の相場は減少傾向にあります。
ここで紹介した頭金の額よりも少ない金額で借り入れできる住宅ローンも増えてきているのが現状です。
□頭金を貯める4つのポイントについて
1つ目は、シンプルにコツコツ貯金し続けることです。
マイホーム購入用の口座を作って、効率良く頭金を貯めていきましょう。
定期積立や財形貯蓄を利用するのもおすすめです。
2つ目は、生活の出費の中で無駄なものはできる限りカットすることです。
収入を増やすことよりも、無駄な支出を減らすことが貯金の近道です。
お金が毎月かかりがちの携帯料金や保険料の契約を見直してみるのも良いでしょう。
3つ目は、両親から援助を受けることです。
通常であれば、両親からの金銭の援助には贈与税がかかりますが、住宅購入のための援助であれば住宅資金贈与特例という制度を適用できるので、一定額を非課税にできます。
4つ目は、自治体からの援助を受けることです。
マイホーム購入時には、住宅ローン控除やすまい給付金、次世代住宅ポイント制度など様々な支援を受けられます。
購入を検討中であれば、まずは地域の役所で話を聞いてみると良いですね。
□まとめ
今回は、家を建てる際の頭金の相場、頭金を貯めるためのコツについての情報をお届けしました。
頭金の相場は全体の費用の10~20パーセントで平均では440万円になります。
人生の中でも一番の支出になるので、しっかりと貯金するとともに自治体の援助も活用してみましょう。