おうちコラム
動線のある暮らしへ!回遊性できる家の間取りについてご紹介します!
近年、「回遊性のある間取り」が人気を博していることをご存知ですか。
回遊性のある間取りの住宅では、家の中を移動しやすいというメリットがあります。
一方で、本当に便利なのかと疑問に感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、回遊できる間取りの特徴や、その実例についてご紹介します。
□回遊できる間取りの特徴とは?
最初に、回遊できる間取りにはどのような特徴があるのかについてご紹介します。
回遊性のある間取りは「行き止まりがなく家中をスムーズに回れる」という特徴があるのをご存知でしょうか。
回遊性のある家の間取りでは、部屋から別の部屋へのアクセスがしやすいつくりになっています。
例えば、洗面台からすぐにキッチンへ行くことができたり、キッチンからホールまで一直線で行けたりします。
また、回遊できる間取りのメリットとして、短い動線で進行できるというものが挙げられるでしょう。
「動線」とは、居住者が家の中でどのように移動するのかを示した線のことを指します。
つまり、短い動線とは、部屋から目的地までの移動距離が短いということです。
回遊できる間取りでは、動線が短くなるため、どの部屋からでも目的の部屋まで進行しやすいというメリットがありますよ。
ただし、回遊できる間取りでは、収納棚を設置しづらいというデメリットも存在します。
その理由は、動線のためのスペースを設ける必要があるためです。
回遊性のある間取りづくりをする前に、まずはメリットとデメリットを把握しておきましょう。
□回遊性のある間取りについて実例をもとにご紹介!
ここからは、回遊性のある家の間取りについて、実例をもとにさらに詳しくご紹介します。
まずは、回遊性のある間取りとして、「キッチンに2方向からアクセスできる平家」を取り上げます。
この間取りでは、キッチンの奥側に位置するパントリーに2箇所からアクセスできますよ。
また、和室にはあえて壁を設置しないことで、家の中を動き回りやすい設計になっています。
次に、バルコニーを中心として2階部分を回遊しやすくした間取りをご紹介します。
2階の中心にバルコニーを設置し、それを囲むように部屋を設置すると良いでしょう。
そうすることで、移動しやすいだけでなくデザイン性も意識したつくりになっています。
バルコニーからは陽の光も差し込み、全ての部屋が明るくなるように設計されています。
□まとめ
今回は、回遊できる間取りの特徴やメリットとデメリットと、実例をもとにした回遊性のある間取りについてご紹介しました。
近年では、家事の効率を意識した回遊性のある間取りの実例も増えており、注目を集めています。
ただし、住宅購入の際には、実際に住むイメージを持ちながら慎重に間取り決めを行いましょう。